10%Iamについて

 

・発酵県 滋賀県からお届けする新しい発酵食品

滋賀県は自然環境、歴史、食文化の3つの要素が深く結びついたことによって独自の発酵文化が育まれて来ました。

滋賀県は中央に日本最大の淡水湖である琵琶湖が有り、東は伊吹山、西は比良山 北は比較的近い距離に日本海があるため、山に雲がかかりやすく雨や雪による綺麗な水と適度な湿度が発酵食を作る最高の環境を整えています。

歴史的には琵琶湖がある事で東西南北の交通の要衝となって来たため近江商人が広く活躍していました。味噌、醤油、酢、酒、といった日本各地の優れた発酵技術が早くから導入され県内の隅々まで行き届いています。また発酵食品は近江商人が持ち運ぶための長期保存に適しており、滋賀県独自の発展を遂げて来ました。

食については琵琶湖の魚や日本海から京都に運ぶ魚介、豊富な水を生かした稲作を含めた農業全般が盛んなため、京都の高度な食文化を裏から支えて来ました。そうした豊かな食材と発酵文化が掛け合わされ、滋賀県の平均寿命は男性82.73歳で全国1位 女性は88.26歳で全国2位(2024年度データ)となっています。

 

・ギフトに喜ばれています

10% I am の商品は味に徹底してこだわり、化学調味料、合成着色料、保存料を使用せず、発酵の知恵と技術を応用して1つ1つ丁寧に手作りされています。大切な方への贈り物には贈る側の気持ちも込めて贈りたいものです。パッケージも機能性とデザイン性を備えたシンプルで品の良い仕様になっているので受け取った方にもきっと喜んでもらえること間違いなしです。

 

・次世代漬物とは

「発酵」という言葉から連想するイメージは、健康への意識の高まりから非常に良いイメージで捉えられるようになって来ました。私たちは発酵を(人にとって有益な)菌の活動として捉え直し、菌類が食材を分解する過程で得られる「旨み」に注目し化学調味料に頼らない味作りに応用しています。それらは必ずしも最先端の技術によるものではなく、古の人達が生み出した食材を漬け置く調理法あるいは調味料づくりの技術です。しかし現代の日本においては「漬物」という言葉のイメージが先行してしまい、現代の食生活から遠かっていってしまっているものになっているように感じています。10% I am では発酵の過程で必ず必要になる「付け置く」工程に着目し、現代の食生活に求められる次世代の漬物を提案しています。

 

10% I am のブランド名に込めた思い

10% I am は直訳すると「私は10%」ということになります。では残りの90%は何かということなのですが、人の肌や臓器の表皮(特に腸内)には、人の細胞の10倍近い菌類が活動しているという説があります。個人差も有るので正確なことは分かっていませんが、腸内だけでも100兆個もの菌類が存在していると言われています。人がさまざまな食べ物を消化できるのは、その膨大な数の菌類によって腸が吸収できるレベルまで食べたものを分解してくれるからに他なりません。私たちは自分が自覚している自分の体が、実は自分の細胞の10倍もの菌類の生活の場となっていることを普段意識することは有りません。私自身だと思っている体は、私自身でありながら、この体で暮らす菌類達のための世界そのものでもあり、むしろ数の上では90%は菌類のためのものということになります。そうした事実を謙虚に受け止め、自分の体に暮らす菌類にとっても、良い環境を整えるための食品であり、延いては自分自身にとっても良い食品を提供したいという思いをブランド名に込めています。