お酒と発酵食品の美味しい関係性(2)

真野遥先生が考えるペアリングについて

共通点を持たせる

①味のボリュームを合わせる 料理とお酒の味のボリューム感を合 わせることで、ペアリングのベース を作る。

②味や香りの要素を合わせる 何か一つでも、味や香りに共通点を 持たせることで、接点を作る。 →料理とお酒に接点を作った上で、色々な合わせ方をしていく。

①調和(=)

●料理とお酒に似ている要素を合わせる。

●喧嘩しない、穏やかな組み合わせ。

●難易度は低めだが、感動度も低め。 

②中和(ー、÷)

●対照的な要素を合わせる組み合わせ。

●酸味で料理の油を切ったりなど、何かの要素を打ち消す。 

●何度はやや高めだが、満足度も高め。 唐揚げに 甘酸っぱい酒

③補完(+)

●味に味を重ね、口内調味で料理を完成させる。 

●料理に甘みを加えたり、旨味を加えたりするイメージ。

●お酒を調味料に見立てると考えやすい。 

●難易度は高いが、合わせた時の変化は大きい。

④相乗効果(×)

●料理と酒を合わせることで、飛躍的に美味しくなる。 

●それぞれに無い「第三の味」が生まれる場合も。

●難易度は最も高いが、満足度は一番高い。 玄米酒の クセが消える!

 

真野遥先生おすすめの、10%Iamと日本酒のペアリングを次のコラム(お酒と発酵食品の美味しい関係性3)で紹介致します。